健足もチョコチョコ停まればシード落ち… 連載第10回

健足もチョコチョコ停まればシード落ち… 連載第10回

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ここがポイント!

チョコ停とは?

 搬送シュート上で引っかかったり、詰まったりしてワークが流れないためにほんの少しだけ設備を停めたり、検出装置が働いて停止するということがよくあるのではないでしょうか。
 こうした一時的なトラブルのために設備が停止、または空転している状態を「チョコ停」といいます。

チョコ停は紛れもないロス

 いったんチョコ停が発生すると、作業者がみずから復帰させることになりますが、ちょっとした処置で回復できるため、チョコ停をロスとして認識していないケースが多くみられます。
 しかし、チョコ停の原因を解明せず改善を怠ると、

  • 設備の固有能力の阻害
  • 無人化・自動化の阻害
  • 不良品発生
  • 災害の温床
  • 生産能力の減少
  • ムダなエネルギーの発生

などにつながってしまいます。つまり、チョコ停は紛れもないロスなのです。生産活動におけるロス構造(16大ロス)のうち、設備効率を阻害する7大ロスの1つに数えられています。

チョコ停改善の進め方

 こうした設備悪影響を与えるチョコ停を撲滅するには、

  1. 現状把握
  2. 現状の分析
  3. 微欠陥・不具合の摘出と復元
  4. 結果の確認
  5. 最適条件の検討
  6. MTBFの延長
  7. 無人化への挑戦

という7つのステップを踏んで展開する必要があります(図)。
 こうした手順をふまえないと、要因が把握できなかったり、チョコ停が再発するなど改善の効果が得られないこととなるので注意しましょう。

チョコ停改善の7ステップ展開

チョコ停改善の7ステップ展開