TPM鉄則06:重複小集団で活気ある職場にする

TPM鉄則06:重複小集団で活気ある職場にする

職場は私たちの生活の場です。重複小集団活動によって、各階層がその機能を確実に発揮して、自ら行動できる集団になりたいものです。

全員参加の重複小集団活動で進めよう

 小集団活動とは、一般に職場の第一線メンバーの小集団をベースとした、全員参加・自主管理方式による職場改善活動をいいます。しかしTPMでは、トップから第一線まで全員参加で各階層ごとに小集団活動を行うために、重複小集団組織を編成します(下図)。
 まずトップ層での全社TPM推進委員会を組織します。これはトップをリーダー、部門長などをメンバーとする1つの小集団組織です。次に各部門長をリーダーに、その下の課長をメンバーとした小集団、さらに各課長をリーダーに、その下の役職者をメンバーとした小集団、次に各役職者をリーダーに、第一線従業員をメンバーとし小集団を順次組織します。
 このように、上から順にリーダーがメンバーに、リーダーがメンバーにと重なっているので重複小集団組織と呼んでいます。リーダーが上下の小集団をつなぐ連結ピンの役割を果たしており、トップの方針や目標が下位の小集団の方針や目標へ展開され、第一線まで浸透します。問題の上申や問題解決の情報伝達が速く、上下のコミュニケーションがよく伝わる、全員参加の参画経営そのものです。

重複小集団活動により、ロス・ゼロを達成すること

 TPM活動は、仕事そのものであり、職制活動として各階層で小集団活動を行って、各階層がそれぞれの機能を確実に発揮していきます。活動でPDCAを回しながら職場や業務の改善を実施し、職場の問題を解決しながら、明るく活気ある職場を実現します。このように組織が活性化していくと、本来の目標である”ロス・ゼロ”が達成されます。