TPM鉄則46:4つのMからQMマトリックスを作成しよう!

TPM鉄則46:4つのMからQMマトリックスを作成しよう!

 4M(人・設備・材料・方法)と品質の関係を明らかにするQMマトリックスによって、不良を出さない要因系の管理が可能になります。

4Mを管理しよう

 QMマトリックスとは、モノづくりにおいて何をどう管理していくか、点検項目を漏れなく確実に実施するために、品質特性と設備の各部位の基準値との関係をまとめたものです。品質特性を維持していくうえで、なぜ条件管理が必要なのかについて、設備に携わる全員に理解させることができます。
 品質には、現場管理(設備、スキル、治工具、5S、環境など)のすべてが影響します。とくに、4M(人・設備・材料・方法)の管理は品質への影響度が大きいので、品質不良を改善するためには、結果の品質だけではなく、要因となる4Mにしっかりと目を向けましょう。そのためには、品質をつくり込むうえで何が関係しているのかを知ることが大切です。「このようなつくり方をしていると不良になるぞ」というような不良発生の可能性を前もって見つけ、それに対処することが良品100%を達成する唯一の方法です。

結果系でなく要因系の管理を

 QMマトリックスは、工程ごとに作成します。横軸にはその工程でつくり込むべき品質特性とその規格値を、縦軸には設備精度、加工条件、作業上の遵守事項、材料(前工程)品質などの4M条件を整理します。
 QMマトリックスで整理していくと、管理すべき項目が膨大な数になり、これらすべてに対応することが難しくなります。そこで、維持管理を容易にするために「項目を少なく、周期を長く、時間を短く」の「少・長・短」を基本に見直します。とくに項目を少なくするには、点検項目の集約化を図りましょう。
 このように結果でなく、要因系の管理に移行することによって、良品100%を目指しましょう。