城戸 洋一 Youichi KIDO

城戸 洋一 (きど よういち)

日本能率協会コンサルティング
プロフェッショナルアドバイザー
TPMコンサルタント

高い目的を達成して、達成感を味わえる改善活動をお手伝いします!

◆生き生きとした職場は改善活動の継続で実現できる

 職場にはロスが潜んでいますが、ロスに気づいていない、あるいは現状ではどうにもならないと諦めていることがたくさんあるのではないでしょうか。 
 TPMではロスを発掘する・ロスを定量化するところから活動をスタートさせます。ロスに気づき、ロスの大きさを知ることを活動のスタートとしているのです。ロスをなくす活動は、仕事からムリ・ムラ・ムダ働きをなくして、仕事を楽にしていく活動と言えます。ですからTPM活動で仕事がきつくなるということはあり得ません。  
 TPMはロスをゼロ化する活動です。ゼロターゲットの高い目標設定が要求されます。厳しい目標ですが、自分にはできそうもないことを達成した時に、生き生きとした気持ちが芽生えるのではないでしょうか。だからこそTPMの継続で、生き生きとした職場が実現できると確信しています。

◆TPMとTPSを融合した活動を支援!

 前職の半導体の後工程生産工場で、設備管理・現場管理・生産管理・品質管理と、ほぼすべての職場を経験しました。また、TPM推進室を10年担当して設備総合効率の改善を行いました。その後はTPSの導入で、ライン化・後工程引き取り方式への生産方式の革新を経験しました。半導体の製造と真逆の生産方式で戸惑いながらも、流れ改善やムリ・ムラ・ムダ働き改善で、作業を楽にして改善成果を得てきました。 
 これらの経験を活かして、TPMとTPSの良いとこ取りをした活動の支援を行います。

◆原因を究明してコストミニマムの改善成果を得る

 コンサルタントとして多くの現場で、改善活動を支援してきました。その中で感じるのは、原因まで行き着けずに部品交換や調整・再教育などで対策されているケースが多いことです。これでは技術力は向上しないし、寿命延長も図れず、問題は再発してしまいます。 
 たとえば「部品が壊れた」ことへの対策としては、「部品はなぜ壊れたのか?」「調整が必要になったのはなぜか?」「教育システムの不備は何だったのか?」といった、設計や仕組み・人のスキルなどの原因を考えていくべきです。大きな問題のまま、そこまで遡るのは大変なので、現象を細かく層別して、小さい範囲での故障ゼロ・不良ゼロ事例を積み上げていくのが良いやり方です。また、「なぜなぜ分析」などの活用で原因を究明して、ピンポイントの対策を実施することで、コストミニマムを達成できます。

◆改善活動を楽しもう!

 改善した後に「仕事が増えた」と感じることはありませんか? 改善後に仕事が増えるのは、対策の方向が間違っているからです。そうなると改善は苦しいものになり、やりたくなくなります。改善前の仕事のやり方より、楽にやれるように改善した喜びを感じて、もっと改善しようと思うようなスパイラルアップが続かなくてはなりません。 
 高い目的を達成して、達成感を味わえる改善活動をお手伝いします!

城戸洋一 プロフィール
◆専門分野:工程改善支援
◆TPM:個別改善、自主保全、計画保全、開発管理、品質保全、教育訓練、管理間接、安全・衛生・環境

大手半導体製造企業で、設備管理・現場管理・生産管理・品質管理などに従事した後、TPM推進室でTPM優秀賞、同継続賞、同特別賞の受賞に貢献する。2005年にコンサルタントとなり、国内・海外の多くの企業でTPM、プル生産(かんばん)、ムダ取り、5Sの現場支援や、KMI・KPI・KAIの仕組み構築に携わっている。また、書籍「なぜなぜ分析習得の7ステップ」(共著)の執筆、社内外の研修講師など、多方面で活躍している。

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