【第12回】チェックリスト
点検や5Sのチェックを確実に実施するため、または実施済み・未実施の確認のためにチェックリストを作成します。すでに社内で使用しているものがあれば、それらを活用してもよいでしょう。
チェックリスト活用のポイントは、必要な作業の習慣化です。習慣となれば、チェックリストを使用しなくてもできるようになります。しかし、記入のためのチェックリストになっている現場もあるようです。目的を見失わないようにしましょう。
チェックリストのステップ、チェックリストのフォーマット例を以下に示します。また、付録として安全確認のためのチェックリストも添付します。
| ステップ | 内 容 |
| 1.点検項目の再確認 | ・守るべき決めごとをあげる 例:定期点検項目、作業条件など |
| 2.方法・基準・処置の明確化 | ・点検方法、基準の明確化 ・異常の場合の処置方法の明確化 |
| 3.周期・時間の明確化 | ・毎シフト、毎週、毎月など周期の設定 ・各点検項目の時間設定 |
| 4.見える化の実態 | ・点検困難個所の確認と対策 ・色分け、顔出し対策の実施 |
| 5.実施(運用) | ・周期の見直し、見える化の推進 ・ワンポイントレッスンによる点検ポイント教育 |
チェックリストのフォーマット例
付録(エクセルファイル):安全確認チェックシート
【補足】現場での点検やチェックについては、デジタル化、AI活用が進んでいます。多種多様の技術、サービスが提供されおり、自社の現場への導入で飛躍的な効果を期待できます。導入に関して、本サイトの運営元である日本能率協会コンサルティング(JMAC)は、導入から運用、定着までを幅広く支援しています。導入を検討するときには、ぜひJMACにお問い合わせください。
この記事は『「故障ロス改善」はこうやれ!』(JMAC刊)をWEB用に再編集したものです。
■著者について

大塚 寛弘 (おおつか のぶひろ)
日本能率協会コンサルティング
TPMコンサルティング事業本部
チーフ・コンサルタント